NPO法人 アルファ発音塾

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コラム

決意を固めて (2015年3月5日更新 小倉陽子)

五泉市で当発音法によるカナ記号を用いてのモデル・レッスンを終えたのは去年の3月です。そして今年も早や3月。1年の月日があっという間に過ぎました。
数多くの講義、出張授業を終え、その結果を基に活動方針を一歩進めました。

通じる発音の啓発活動は10年余りになります。講義、出張講義も数を重ねました。
園児から大学生まで、また社会人、ビジネスマン、英語教師まで全世代にわたりました。
受講者の90%の賛同が寄せられました。

とくに、先生方や生徒の、このメソッドへの信頼は高く、目を見張るのもがあります。このメソッドでのレッスンが、先生がたの負担を軽くして、その上通じる発音が指導できる実感をしていただいたと考えます。また子供たちに英語発音のカンタンさを体感させることが出来たと考えます。

一小学校での実験ですが、効果があればこの発音法の効用が認められ、全市に広がり、全県に広げていただけるのでは、と望みを持っていましたが、少々無謀のようでした。広がりはありません。文部科学省の指導要領と言う厚い壁がありました。

このままでは、通じる英語の普及は期待できません。世界に通じる「発音のルール」の効果がはっきりしました今、教材つくり、出張授業から一歩進めて、「学校に発音教育の導入」を進めることにしました。

口にすると嘲笑されるのは、覚悟の上で始めたこの活動です。「学校教育に発音教育の導入を」を完遂させることが、私の使命であることを強く自覚しています。 ここで終わらせることはできません。